SSブログ

予想通り ヤマアカガエル産卵 [両生類]

昨日は20℃近くまで気温が上がり夜に雨が降った。
アカガエルたちの宴にはもってこいの気候だが風が冷たかったのがちょっと気がかりだった。
さて宴は始まったか?と見に行った。

丘陵北側の谷戸の小さな池にはたくさんの「ヤマアカガエル」の卵塊が見つかった。
おおっ!予想通りである。
今まで確認した初認日は09年1月31日、10年2月16日、11年2月18日、12年2月16日、13年2月12日、15年2月20日、16年2月2日、17年2月22日、18年3月1日だ。
まぁ毎日見回っているわけではないので多少遅れて初認となった年もあるが、今までと比べると少し遅いかなぁ。
気候に大きく左右されるのでカエルたちにはどうしようもないのだが・・・。
ヤマアカガエル卵塊0221-1_1.jpg



















ここでは残念ながらアカガエルたちの姿や鳴き声は聞かれなかった。
卵は産んだばかりでとても綺麗。
まるでバジルシードのようだ。
ヤマアカガエル卵塊0221-2_1.jpg



















産んだばかりで判断しにくいが、卵を包むゼラチン質の境がはっきりしないのでヤマアカガエルで良いだろう。
ここではヤマアカガエルとニホンアカガエルが混生しているが、おおむねヤマアカの方が早く産卵するようだ。
ヤマアカガエル卵塊0221-3_1.jpg



















すぐ隣の大きな湿地に行ってみた。
こちらは昨年の枯草が湿地を覆ってほとんど水面が見えない状態。
ただ耳を澄ますとあのキャラキャラキャラ♪という声が聞こえてきた。

どうやら草の下で宴が行われているようだが全く見えない。
今日は風が強かったが、この草のお蔭で風の影響はないのだろう。
ヤマアカガエル卵塊0221-4_1.jpg



















声がする場所は湿地の真ん中あたりで、岸に近づいてもお構いなしに鳴いている。
あちこち探してようやくヤマアカガエルの姿が確認できた。
望遠レンズで撮ってトリミングしているのだがわかるだろうか?
宴は始まったばかり、これからあちこちの湿地が賑やかになるのだろう。
ヤマアカガエル0221-4_1.jpg



















湿地脇でも丸いものを見つけた。
まだ新しいな!
キュウシュウノウサギ0221.JPG



















2019年2月21日 東京都 無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル

nice!(1)  コメント(4)