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もう秋だねぇ!生き物たちから感じる秋 [季節]

歩いていると紫色の花が目に入った。
秋に咲く花、「ナギナタコウジュ」。
すくっと立った花軸の片側だけに花を付ける。
昔の人はこれを薙刀に見立てたのだろう。
他にもセンブリやリンドウ、リュウノウギクなどが秋を彩る最後の花かな。
ナギナタコウジュ1017_1.jpg





























すぐ脇で宙に浮く枯葉?
ジョロウグモの巣に掛かった落ち葉だった。
ジョロウグモのお母さんが葉に近づいて何かしている。
何をしているんだろうとずっと見ていたら、巣に掛かった葉を取り除いていた。
この後、この葉は切り落とされた。
お母さんもそろそろ産卵の季節。
ジョロウグモ1017_1.jpg



















稲架に掛けられた稲にいたのは「ハネナガイナゴ」。

名前の通り稲の子、稲の葉を食べるお百姓さんにとってはにっくき敵だろうが、ここでは農薬も使っていないので彼ら彼女らの天下だ。
稲架の横を歩いたから飛んでここにいるだけで恐らくこの稲に何の興味もないと思われる。
ハネナガイナゴ1017_1.jpg



















翌日、近くのウメの枝先に変わり果てた姿が・・・。
といっても先日見た個体ではないだろうが、枝の先に串刺しにされていた。
犯人はモズ。
この谷戸には3~4羽のモズがやって来てあちこちで高鳴きが聞かれる。

今シーズンのはやにえ第1号だった。
これも秋の風物詩だろう。
はやにえの主、このイナゴの命無駄にしないでほしいなぁ!
モズのはやにえ1018_1.jpg



















2018年10月17、18日 東京都 シソ目シソ科 ナギナタコウジュ、クモ目ジョロウグモ科 ジョロウグモ、バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ

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