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獲物を襲う アギトアリ [ハチ目]

歩いていると足元に大きなイモムシが横たわり、3頭のアリがまとわりついていた。
アリの姿には見覚えが。
「アギトアリ」だった。
以前この近くに初めて見たコロニーがあったが、その後女王アリが拡散して生息域を拡大している。
アギトアリ1015-1_1.jpg






















アギトアリは本来九州以南に生息し石や倒木の下に営巣し、名にも付けられたアギト=顎が特徴。

沖縄島と沖永良部島には別種のオキナワアギトアリがいる。
何故、南方系のアリが狭山丘陵にいるのか不思議だ。

見ていると大きな顎を180°に開いて威嚇しているのだろうか?
顎で獲物を掴んだり、腹部を曲げて針を刺していると思われる仕草も確認できた。
アギトアリ1015-2_1.jpg






















時間が無くこの大きな獲物をどうしたのか見届けることが出来なかったが、アギトアリが獲物を襲うシーンを見られたのはラッキーだった。
アギトアリ1015-3_1.jpg






















2018年10月15日 東京都 ハチ目アリ科 アギトアリ

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