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夏の風物詩のセミ 今はニイニイゼミの天下 [カメムシ目]

今日も暑かった。
西日本では未曾有の災害となっているが、fieldでは長らくまとまった雨が降っていない。
それでも今日は大気が不安定で、晴れてはいるもののあちこちで積乱雲が発達して雷鳴も聞かれた。
が雨は降らず・・・。
昼前に、東の空に鮮やかなパステル調の色が。

これは大雨の予兆かと思ったが肩すかしだった。
これはどういう現象だろうか?
※sinoさんから環水平アークまたは環天頂アークではと教えていただきました。
発生位置と色の配置から環水平アークでした、。ありがとうございました。
空0709_1.jpg



















湿度が高くムシムシする中、「ニイニイゼミ」の声がとにかく賑やかで暑さを助長する。
ミンミンゼミの声も時折聞かれるがアブラゼミはまだ一回だけだ。
サクラやケヤキを好むニイニイゼミだが、アカマツにとまっていても体の模様は樹皮に似て鳴いていなければ見つける事は難しいだろう。
ニイニイゼミ0706_1.jpg



















朝9時、羽化しているニイニイゼミを見つけた。
その数時間後に見ると既に飛び立った後だった。
ニイニイゼミ0708_1.jpg



















薄暗い林内に「ヒグラシ」の抜け殻があった。
多くのセミの鳴き声は暑い夏を象徴しているが、このヒグラシだけは朝夕や曇った時に鳴き、物悲しさを感じさせてくれる。
まだ鳴き声や成虫の姿は見ていないが、もう間もなくだろう。
どの種のセミの鳴き声も夏の風物詩、その声を聞けば夏がやって来たと思うヒグラシ0707_1.jpg





















2018年7月 東京都 カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、ヒグラシ

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