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初夏の田んぼとフクラスズメ [季節]

10日ほど前の里山の田んぼ、水は引かれたがまだ荒起しは行われずミズニラやオオアブノメなどの希少な田んぼ雑草を見ることが出来た。
この後荒起しが行われ、希少な植物はボランティアさんたちが別の場所へ避難させていた。
昨日一部の田から代掻きが始められ、いよいよ田植えを待つ状態に。
田んぼ0517_1.jpg



















この季節、田んぼ脇のカラムシでは体色が黒、黄色、オレンジとカラフルなたくさんの毛虫たちがもりもりむしゃむしゃ、葉を食い尽くしている。毛があるが毒は無く、触ると頭を振って威嚇するフレンドリーな蛾の「フクラスズメ」の幼虫だ。
写真右に写った3連のうんちが面白い。
フクラスズメ0517_1.jpg





























この蛾、大人になると一見地味に見えるのだがようく見ると褐色の翅に青い小さな斑、後翅にも青い模様がある。
数年前に蛾が好きな女性が、翅に銀河を持つ蛾と表現していたのがとても印象深い。
確かに、青く散りばめられた斑は銀河に散らばる小さな星のようだ。
翅を開いたところは撮っていないので、今後是非撮って銀河の全貌と見てみたい。
フクラスズメ_1.jpg



















2018年5月17日 東京都 チョウ目ヤガ科 フクラスズメ

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