SSブログ

いつの間にか土壌動物シリーズ イッスンムカデ? [その他]

日曜日、あるところで土壌動物メインの観察会を行った。
その予行演習?使う写真撮影?のために雑木林で落ち葉や朽木をひっくり返してみた。
そこで見つけたタマヤスデ、マクラギヤスデ、ヒメフナムシとこのところ土壌動物シリーズになっている。

今回はムカデ。
先に記載したタマヤスデなどのヤスデとムカデはよく似ているが、外見上大きく異なるのは脚。
ヤスデは一つの体節に2対の脚を持つが、ムカデの脚は1対だそうだ。
また、ヤスデは落ち葉などを食べ毒はなく体から臭い臭いを出すが、ムカデは肉食で毒顎を持っている。

朽木をひっくり返すと出てきた大きさ3cmほどの真っ赤なムカデの仲間。
手持ちの図鑑で調べるとイシムカデの仲間の「イッスンムカデ」のようだが、専門書ではないので確定は出来ない。
取り敢えずの決め手は一寸=3cmの大きさと、15対30本の脚だ。
イッスンムカデ0120_1.jpg



















イッスンムカデより体は細いが長いムカデも見つかった。

ベニジムカデの仲間だと思うが種名まではわからない。
この仲間もこういった環境の常連のようだ。

日本産土壌動物という図鑑がありこれがあればおおむね同定は出来ると思われるが、あまりに高価でとても手が届かない。
でも土壌動物シリーズはまだ続くよ!
ベニジムカデの仲間0120_1.jpg



















2018年1月20日 東京都 ムカデ目イッスンムカデ科 イッスンムカデ?、ジムカデ目ベニジムカデ科の一種?

nice!(0)  コメント(0)