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まだ葉の上、アカボシゴマダラ幼虫 [チョウ目]

観察を続けている「アカボシゴマダラ」の幼虫
先週あたりから探しても見つからずとうとう木を下りたかと思っていたのだが、今日見るといつもの葉の上にいた。
このところの寒さでほとんどの幼虫が木の幹や根本の落ち葉に移動しているのに、おいおい、大丈夫か?と心配になる。
もうそろそろ・・・。
アカボシゴマダラ1121_1.jpg



















いよいよコナラの葉もオレンジに色付き始めた。
この葉っぱ、緑、黄、オレンジと絶妙な配色だなぁ。
コナラ1121_1.jpg



















2017年11月21日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ、ブナ目ブナ科 コナラ

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アオモンツノカメムシ 集まる [カメムシ目]

皆伐された雑木林のムラサキシキブの実生の先端に黒い塊を見つけたのは19日の事。
寄って見るとその塊はカメムシの幼虫だった。
葉の裏には成虫の姿も。

今日もいるかと日が陰った頃にその場に行ってみるとまだいた。
アオモンツノカメムシ1121-1_1.jpg



















塊は「アオモンツノカメムシ」のようだった。
幼虫だけでは同定が面倒だが、成虫も混じっているので間違いないだろう。

個人的には普段あまり見かけない種だ。
図鑑によると主にウコギ科やモミジ、ヤツデ、タラノキ、キヅタなどに寄生するが、ムラサキシキブの記載はない。
たまたまなのか?
ムラサキシキブには既に独特の冬芽が出来て越冬準備が出来ていた。
アオモンツノカメムシ1121-3_1.jpg



















葉の裏には成虫が集まっている。
共に越冬環境としては温度差も大きく風も当たるので適した場所とは思えない。
アオモンツノカメムシ1121-2_1.jpg



















別の葉の何かが糸で綴った隙間にも2頭の成虫がいたが、この葉も間もなく落葉するだろう。
冬本番までには別の場所に移動するのか、今後様子を見てみたい。
このカメムシ、越冬形態が卵、幼虫、成虫とすべてのステージが確認されているようで不思議!
アオモンツノカメムシ1121-4_1.jpg



















2017年11月21日 東京都 カメムシ目ツノカメムシ科 アオモンツノカメムシ

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