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いつもの切り株に マムシ [爬虫類]

初夏から切り株にマムシがいるよと聞いていたが、その場所が特定できずにいた。
先日ようやく場所の詳細を聞いて、今朝見に行った。
人の足音にも敏感に反応するとのことだったので、足音を立てないように慎重に近寄った。
切り株を見ると、いたいた!
切り株の上でとぐろを巻いていた。
目が白くなっているので、脱皮が近いかもしれない。
2匹いたとの情報もあったが、今日は1匹だけだった。
マムシ0914-1_1.jpg



















カメラを変えながら数枚撮ってさらに近づこうとしたら、危険を感じたのか逃げ出した。
この間、僅か2分半ほど。
マムシ0914-2_1.jpg



















初めに撮ってから4分弱で逃げてしまった。
そんなに派手な動きはしていなかったのだが・・・。

今年はヤマカガシが話題となったが、どの蛇も人を見るとさっさと逃げ出してしまう。
もちろんヤマカガシも例外ではない。
毒があるヘビには注意が必要だが、誤って踏みつけるようなヘビがいる場所に立ち入らないことや捕まえたりしなければまず噛まれるような事はないだろう。
要は、危険と言われる生きものとの接し方や距離の保ち方だと思う。
人にとって危険なものは駆除という短絡的な考えではなく、自然界の中でヘビたちも重要な役割を果たしていることを理解することが重要だ。
マムシ0914-3_1.jpg



















2017年9月14日 東京都 有鱗目クサリヘビ科 ニホンマムシ

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あまりの暑さに 赤トンボたちもオベリスク [トンボ目]

昨日今日と、再び夏が戻ってきたかのような日差しと暑さ。
昨日湿地に行ってみたら、タイミング悪く草刈り中。
こりゃあ駄目か、何も今日でなくてもと思ったが、折角なのでぶらぶら。

陽の当たる林縁で見つけた赤く色付いた「リスアカネ」のオス。
翅縁の褐色斑が特徴だ。

陽射しが強いのでお尻を高く上げて陽の当たる面積を小さくしていた。
これをトンボのオベリスクという。
詳しくは過去記事で。
リスアカネ0913_1.jpg



















やや小型の赤とんぼのオベリスクを背後から。
マユタテアカネ0913-1_1.jpg





























前に回って顔を確認すると「マユタテアカネ」のオスだった。
今見られる赤トンボでは最も数が多いかもしれない。
顔のブタ鼻が目印だ。
ヒメアカネなども薄いブタ鼻があるのでちょっと注意かな。
マユタテアカネ0913-2_1.jpg



















昨日草刈り中だったので、もう終わったかと今日も行ってみた。
草刈りは終わっていたが、昨日よりトンボは少ない。
湿地脇の草に「アキアカネ」が。
ふと見上げると空にたくさん飛んでいた。
山で避暑を終え成熟して下りてきたようで、まだまだ残暑は厳しいがいよいよ秋を実感した。
アキアカネ0914_1.jpg



















2017年9月13,14日 東京都 トンボ目トンボ科 リスアカネ、マユタテアカネ、アキアカネ

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