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出会いが少ない セスジツユムシのオス [バッタ目]

このところ夏が終わって一気に秋が押し寄せてきたような涼しい毎日。
セミの声も、ニイニイゼミの声は稀に聞かれる程度でツクツクボウシが圧倒的優勢に。

草はらではコオロギたちの声が秋を感じさせる。

秋の林縁といえば、ついついツユムシの仲間の姿を探してしまう。
漢字では露虫と書くそうな。
見た目が華奢で、露を飲んで生きているような弱々しい虫ということらしい。
確かに弱々しいのは頷ける!

この日、見つけたのは「セスジツユムシ」のオス。
ここの林縁で見られるのはセスジツユムシとアシグロツユムシ。
ご本家のツユムシは草原性で草はらを好む。

名前の通り、頭から腹端にかけての上面に褐色の筋があるのが特徴だ。
セスジツユムシ0830-2_1.jpg



















過去にも書いたが、このセスジツユムシ、メスはよく見るがオスはなかなか見られないでいた。
昆虫の多くはオスが先に現れこの虫も例外ではないのだろう。
秋が深まり、そろそろツユムシと僕が思う時には既に時遅しなのかもしれない。
今がオスの見頃かも!
葉に擬態?したお得意のポーズ!
同じ個体を林縁からと林内から撮って見た。
セスジツユムシ0830-1_1.jpg



















2017年8月30日 東京都 バッタ目ツユムシ科 セスジツユムシ

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