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メハジキレストラン オープン [季節]

すっと立った茎にピンク色の花を咲かせる「メハジキ」の花が開花した。
子供が茎を切って瞼に挟んで瞬きして飛ばして遊んだことから名付けられたと言われている。他にも同じことが出来る草はいくつもあったと思われるが、なぜこれを選んだのか?よほど身近な植物だったのだろうか?


この花はチョウやハチ、アブなどが好んで訪れる季節限定のレストラン。
この日もハキリバチの仲間が来ていた。
メハジキ0803_1.jpg





























他にも来ないかと少しの間待っていたが、ここがこのハキリバチの縄張りなのかやって来るものすべて追い払っている。
ハキリバチにも様々な種があり、同定が難しそうだ。
ヒメツツハキリバチあたりだろうか?

ハキリバチ0803_1.jpg



















お目当ての一つはお尻の赤い「ハラアカヤドリハキリバチ」。

このハチは、オオハキリバチに労働寄生することで知られている。
労働寄生とはこの場合オオハキリバチの巣を乗っ取り卵を産んで、オオハキリバチが集めた幼虫の食材を自分の幼虫の餌とする寄生形態だ。

時折訪れるもののことごとく追い払われ、仕方なく少し離れたオトコエシの花に。


この後粘ったが、もう一つのお目当て「幸せの青いハチ」を見ることは叶わなかった。
ハラアカヤドリハキリバチ0803_1.jpg



















2017年8月3日 東京都
シソ目シソ科 メハジキ
ハチ目ハキリバチ科ハキリバチ.sp ハラアカヤドリハキリバチ

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