今の季節 褐色は目立つ キクキンウワバ [チョウ目]
田んぼ脇の草はらに目を凝らしていると、緑色のイネ科の茎に褐色の何かがとまっていた。
キク科のタンポポやハルジオン、セリなどが幼虫の食草の「キクキンウワバ」だった。
黄色の斑は陽の当たり具合で金色に輝くのでキンと名が付いているよう。
この斑の色は周りの緑に溶け込むが、それ以外の褐色は今の時期かなり違和感があり目立ってしまう。
いい角度で撮ろうととまっている草を動かしていると、翅を小刻みに動かしてアイドリング開始。
僅かな時間のアイドリングであっという間に飛んで行ってしまった。
まぁ、お世辞にも飛ぶのがうまいとは言えないが・・・。
普通種だが、調べると今回が初撮影だった。
2017年6月14日 埼玉県
チョウ目ヤガ科 キクキンウワバ
キク科のタンポポやハルジオン、セリなどが幼虫の食草の「キクキンウワバ」だった。
黄色の斑は陽の当たり具合で金色に輝くのでキンと名が付いているよう。
この斑の色は周りの緑に溶け込むが、それ以外の褐色は今の時期かなり違和感があり目立ってしまう。
いい角度で撮ろうととまっている草を動かしていると、翅を小刻みに動かしてアイドリング開始。
僅かな時間のアイドリングであっという間に飛んで行ってしまった。
まぁ、お世辞にも飛ぶのがうまいとは言えないが・・・。
普通種だが、調べると今回が初撮影だった。
2017年6月14日 埼玉県
チョウ目ヤガ科 キクキンウワバ
子ガエル上陸 ニホンアカガエル [両生類]
埼玉側の小さな谷戸に行ってみた。
既に田植えが終わり、田んぼは水で満たされ稲が思った以上に生育していた。
都側の田んぼでは田植え後雨が降らず非常事態となっているのだが、同じ丘陵でも谷戸によってこうも違うとは・・・。
稲の根元の浮草の間から、子ガエルがぴょこんと顔を出した。
今年生まれのアカガエル、大きさは小指の先ぐらいだろうか。
小さく力が弱いので、浮草を掻き分けて進めないのがもどかしくも可愛らしい。
それでも掻き分け稲まで辿り着いて茎を登ってきた。
既に田植えが終わり、田んぼは水で満たされ稲が思った以上に生育していた。
都側の田んぼでは田植え後雨が降らず非常事態となっているのだが、同じ丘陵でも谷戸によってこうも違うとは・・・。
稲の根元の浮草の間から、子ガエルがぴょこんと顔を出した。
今年生まれのアカガエル、大きさは小指の先ぐらいだろうか。
小さく力が弱いので、浮草を掻き分けて進めないのがもどかしくも可愛らしい。
それでも掻き分け稲まで辿り着いて茎を登ってきた。
少し高みの見物だろうか?
こちらもじっくり観察させてもらった。
足の指がこれまたたまらない!
小さいので難しいが、背中の2本の線や鼻先などから「ニホンアカガエル」だろうか。
畔を歩くと草からひょっこり顔を出したのは「ヤマカガシ」の幼蛇。
長さは20cmほどあっただろう。
狙いは子ガエルたちのようだ。
こちらを見て逃げ出したがその逃げ足の速い事。
こんな敵に睨まれたら、まず逃げ切ることは出来ないだろう。
子ガエルの愛らしさについ味方してしまうが、どちらも生きるために一生懸命なのだ。
2017年6月14日 埼玉県
無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル
有鱗目ナミヘビ科 ヤマカガシ
子ガエルの愛らしさについ味方してしまうが、どちらも生きるために一生懸命なのだ。
2017年6月14日 埼玉県
無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル
有鱗目ナミヘビ科 ヤマカガシ
クリの葉裏に コイチャコガネ [コウチュウ目]
クリの花に来ている虫たちが脚光を浴びているが、食痕のある葉裏を探すと結構見つかる地味なコガネムシがいる。
名前も「コイチャコガネ」と地味だがまぁ見た目通りだろうか。
しかし、綺麗な薄いブルーの目がちょっとお気に入り。
意外に敏感で近づくとポロッと落ちるのでそっと近づかなければならない。
別の葉裏では、交尾中のカップルもいた。
小学館の甲虫図鑑を見ていると、石垣島や西表島には近縁のシャミセンコイチャコガネというのがいるらしい。
なんて面白い名前と思ったら、オスの爪が大きくバチ形をしているそうでそれが名前の由来かも知れない。
一度見てみたいものだ。
2017年6月8日 東京都
コウチュウ目コガネムシ科 コイチャコガネ
名前も「コイチャコガネ」と地味だがまぁ見た目通りだろうか。
しかし、綺麗な薄いブルーの目がちょっとお気に入り。
意外に敏感で近づくとポロッと落ちるのでそっと近づかなければならない。
別の葉裏では、交尾中のカップルもいた。
小学館の甲虫図鑑を見ていると、石垣島や西表島には近縁のシャミセンコイチャコガネというのがいるらしい。
なんて面白い名前と思ったら、オスの爪が大きくバチ形をしているそうでそれが名前の由来かも知れない。
一度見てみたいものだ。
2017年6月8日 東京都
コウチュウ目コガネムシ科 コイチャコガネ
クリの木にナナホシテントウとそのそっくりさん クロボシツツハムシ [コウチュウ目]
クリの花はチョウをはじめガ、ハチ、アブ、カミキリムシにコガネムシの仲間など様々な虫が訪れる期間限定の五つ星レストラン。
独特の香りがOPENの合図だ。
独特の香りがOPENの合図だ。
クリの花にルビーの輝き アカボシテントウ [コウチュウ目]
クリの花開花! [チョウ目]
足元まで枝が垂れたクリの木の花が開花した。
観察したり撮影したりするにはありがたく、例年花に集まる虫を撮る人に人気の木だ。
この日一番多く見られたチョウは「ダイミョウセセリ」。
中には吸蜜せずに、ガのように葉裏にとまっているものもいた。
次に多かったのが「アオスジアゲハ」だった。
樹冠を飛んで吸蜜していたが、時折下まで降りてきた。
吸蜜中も静止することは無く、相変わらず忙しい。
この日は雲っていたのでマクロと広角のみで望遠を持っていかなかったのだが、晴れ間が出て悔やまれた。
メスグロヒョウモンのオスがやって来たが、高い場所で撮れず。
葉影で見つけたのは「オオミドリシジミ」。
高みの見物?
じっとしていてくれよと願ったが、レンズを向けたとたんに殺気でも感じたのか動き出して間もなく飛んでしまい、ましなのはこの一枚だけだった。
残念・・・。
2017年6月8日 東京都
ブナ目ブナ科 クリ
チョウ目セセリチョウ科 ダイミョウセセリ
チョウ目アゲハチョウ科 アオスジアゲハ
チョウ目シジミチョウ科 オオミドリシジミ
観察したり撮影したりするにはありがたく、例年花に集まる虫を撮る人に人気の木だ。
この日一番多く見られたチョウは「ダイミョウセセリ」。
中には吸蜜せずに、ガのように葉裏にとまっているものもいた。
次に多かったのが「アオスジアゲハ」だった。
樹冠を飛んで吸蜜していたが、時折下まで降りてきた。
吸蜜中も静止することは無く、相変わらず忙しい。
この日は雲っていたのでマクロと広角のみで望遠を持っていかなかったのだが、晴れ間が出て悔やまれた。
メスグロヒョウモンのオスがやって来たが、高い場所で撮れず。
葉影で見つけたのは「オオミドリシジミ」。
高みの見物?
じっとしていてくれよと願ったが、レンズを向けたとたんに殺気でも感じたのか動き出して間もなく飛んでしまい、ましなのはこの一枚だけだった。
残念・・・。
2017年6月8日 東京都
ブナ目ブナ科 クリ
チョウ目セセリチョウ科 ダイミョウセセリ
チョウ目アゲハチョウ科 アオスジアゲハ
チョウ目シジミチョウ科 オオミドリシジミ