久しぶりのウマノオバチ [ハチ目]
少し前の雨の日、こんな日は虫は見つからないなと歩きながらふと草の上を見ると黒いものが目に入った。
よほど大きいものでないと、もう裸眼では見えなくなってしまった。
だから小さい虫はよほどでないとターゲットにならない。
この虫、老眼鏡をかけて見るとここ数年見つけられないでいた「ウマノオバチ」だった。
産卵管の長さは約40cm弱くらいだったろう。
神奈川県の知人の山では伐採したクリの木の中から数多くのウマノオバチが発生し、神奈川県立生命の星・地球博物館に資料として提供したと聞いていた。
先日、神奈川県立生命の星・地球博物館の学芸員渡辺氏と話をした際に、知人からウマノオバチを預かったのは渡辺氏だった。世間は狭いものだ。
氏によるとウマノオバチの宿主はほとんどがミヤマカミキリで、ヒメウマノオバチはキマダラヤマカミキリだそうだ。
狭山丘陵で私が知る限りミヤマカミキリは少ないので、ウマノオバチも見る機会が少ないのかもしれない。
一方キマダラヤマカミキリは比較的よく見る種であり、従ってヒメウマノオバチもそうなのだろう。
宿主が少なければ寄生種も少ない、当たり前といえば当たり前の話だ。
2017年5月13日 東京都
ハチ目コマユバチ科 ウマノオバチ RICOH WG-4
よほど大きいものでないと、もう裸眼では見えなくなってしまった。
だから小さい虫はよほどでないとターゲットにならない。
この虫、老眼鏡をかけて見るとここ数年見つけられないでいた「ウマノオバチ」だった。
産卵管の長さは約40cm弱くらいだったろう。
神奈川県の知人の山では伐採したクリの木の中から数多くのウマノオバチが発生し、神奈川県立生命の星・地球博物館に資料として提供したと聞いていた。
先日、神奈川県立生命の星・地球博物館の学芸員渡辺氏と話をした際に、知人からウマノオバチを預かったのは渡辺氏だった。世間は狭いものだ。
氏によるとウマノオバチの宿主はほとんどがミヤマカミキリで、ヒメウマノオバチはキマダラヤマカミキリだそうだ。
狭山丘陵で私が知る限りミヤマカミキリは少ないので、ウマノオバチも見る機会が少ないのかもしれない。
一方キマダラヤマカミキリは比較的よく見る種であり、従ってヒメウマノオバチもそうなのだろう。
宿主が少なければ寄生種も少ない、当たり前といえば当たり前の話だ。
2017年5月13日 東京都
ハチ目コマユバチ科 ウマノオバチ RICOH WG-4