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早春のシャクガ、アトジロ、ホソバトガリ [チョウ目]

フユシャクの季節ももうあと僅かとなった。
この時期、毎年出逢うフユシャク以外のシャクガたちがいる。
1年ぶりで名前が出てこず検索をする始末。
がっしりとした存在感は「アトジロエダシャク」。
顔はなかなかのもふもふで、前翅外縁の白斑が特徴。
アトジロエダシャク0309_1.jpg



















この日いたもう一種は、こちらも今の時期常連の「ホソバトガリエダシャク」だ。
翅の色は褐色や灰色系などかなり個体差があるようだ。
似たものにヒロバトガリエダシャクがいるが、ホソバの方が早く表れる感があり前翅の外横線の模様で見分けられる。
同定が大変なヤガ科のキリガの仲間も多く見られるようになってきたが、この日は見つからなかった。

先日紹介した寄生されたウスタビガの繭、室内に置いていたのだが気付くとえらいことになっていた。
それはまた改めて。
ホソバトガリエダシャク0309_1.jpg



















2017年3月9日 東京都
チョウ目シャクガ科 アトジロエダシャク、ホソバトガリエダシャク  
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX