フユシャクモドキことハイイロフユハマキ [チョウ目]
今日は予報に反して暖かく、午後からは歩いていると汗ばむ陽気だった。
草地では、モンキチョウが飛び回っていた。
枯葉の上にとまったところに忍び足で近づき何とか撮れた。
まだ寒いこの時期現れるから毛深いのだろうか?
サクラの幹で「ハイイロフユハマキ」を見つけた。
近づいたらどうやら2頭いたようで、1頭に飛ばれてしまった。
以前はフユシャクモドキと呼ばれていたが、改名されたこちらの名の方がいい!
冬の終わりに現れフユシャクと間違われるが、フユシャクはシャクガ科なのに対してこのガはハマキガ科。
メスにも翅がありフユシャクではない。
モンキチョウやハイイロフユハマキの出現は、冬の終わり、アカガエルの産卵と同じく春の訪れを告げている。
生きものから季節を窺い知ることは、本来人が持っている感覚としても重要だと思う。
そういった環境が周りに無くなってきていることは、残念であり危惧すべきことではないだろうか・・・。
2017年2月19日 東京都
チョウ目シロチョウ科 モンキチョウ、ハマキガ科 ハイイロフユハマキ RICOH WG-4