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今日のはやにえは? [鳥類]

ある目的で実生の木々の枝を見ていたら、新たなはやにえを見つけてしまった。
虫が少なくなるこの時期、つい虫以外にも目をやりがちだがこのはやにえは予想外。
ムラサキシキブの冬芽のはやにえは初めて見るかもしれない。
はやにえ1207-1_1_1_1.jpg



















まだ息絶えて間もないと思われる獲物は「ニホントビナナフシ」。
かなり遅くまで見られるが、このところお目にかかっていなかった。
はやにえにされた時にはまだ息があったと思われ、前脚がしっかり幹を掴んでいる。
ピンク色の後翅の鮮やかさが、まだ命があるかのようだ。
広角とマクロ。
どちらもこのナナフシの最後の姿を映し撮った。
はやにえ1207-2_1_1_1.jpg



















2016年12月7日 東京都
ナナフシ目ナナフシ科 ニホントビナナフシ

CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM/内臓ストロボ、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X

色付いたカメムシの脚はカニの脚? [カメムシ目]

昨日は凄まじい風が吹いて一日にして木々の葉が落葉した。
いよいよ黄葉の見頃が過ぎ、冬へ一歩近づいたよう。
紅葉1207_1.jpg



















今日は気温が上がらずチョウもトンボも昨日あれほど飛んでいたクロスジフユエダシャクさえも見られない。
木柵を見て歩いていると、クヌギカメムシの仲間を見つけた。
まるで紅葉しているかのように触角や脚が赤い。
クヌギカメムシの仲間1207-1_1.jpg



















カメムシの仲間には秋が深まると体が赤くなる種がおり、このクヌギカメムシの仲間もその1種だ。
よく見ると赤く染まった脚の色と模様はカニの脚を彷彿させる。
カニ食べたい・・・。
クヌギカメムシの仲間1207-2_1.jpg



















このカメムシは気門が黒くないのでヘラクヌギカメムシかサジクヌギカメムシだ。
ヘラとサジのオスは生殖器の形状で区別できるが、メスは判別不能。
この3種についてはいずれ詳細に調べてみたい。
クヌギカメムシの仲間1207-3_1.jpg



















2016年12月7日 東京都
カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシの仲間

CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X、EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM


大物のはやにえ [鳥類]

先日、丘陵で希少な植物を探している方からはやにえの場所を教えていただいた。
その場所はよく歩いている場所だったが、今まで気付かなかった。
さて、写真のどこにあるかお判りになるだろうか?
はやにえ1203-1_1.jpg






















はやにえになったのは、大きさが20cmほどのヘビ、おそらく「ヒバカリ」の幼蛇かと思われる。
かなり日が経っているようでところどころ骨が見えていた。
今シーズン一番の大物だ。
はやにえ1203-3_1.jpg





























2016年12月3日 東京都  RICOH WG-4

狙われたトラツグミ [鳥類]

道の上に羽根が散乱していた。
オオタカの仕業と思われた。
見覚えの無い翅、さて獲物は何だったのか?
トラツグミ1120-0_1.jpg






















少し歩くと何とそこに一羽の鳥が横たわっていた。
この日は休日の10時頃で天気も良く散策や散歩に多くの方がひっきりなしに歩いていた。
オオタカが獲物を捕らえたものの、人が来て慌てて落としてしまったのかもしれない。
餌食となっていたのは「トラツグミ」だった。
毎年冬にやって来て、あそこで見たここで見たと噂になると多くの人がやって来るほどの人気者。
私も出逢うのを楽しみにしているが、こんなに近くで見たのは初めてだった。
見つけた時は既に瀕死の状態で、この写真の数分後には目を閉じて手の中で息を引き取った。
トラツグミ1120-1_1.jpg






















2016年11月 東京都
スズメ目ツグミ科 トラツグミ   RICOH WG-4



今日は暖かかったなぁ~  [季節]

このところ寒かったり暖かかったりと体調管理が大変だが、虫たちも同じなのだろうか?
今日は正午の温度計は15℃と暖かい。
久しぶりにたくさんの虫たちにお目にかかれた。

陽だまりで日光浴は「アキアカネ」。
越冬は出来ないのであとどれくらい見られるだろうか?
アキアカネ1202_1.jpg






















花壇の横でじっとしていた「キタキチョウ」。
こちらは成虫越冬なので、冬の暖かい日にも姿が見られるかも。
キタキチョウ1202_1.jpg






















ここから後は皆、成虫越冬組。
冬枯れの草はらを飛んでいた「ツチイナゴ」。
動かなければなかなか見つけることが難しい絶妙な保護色。
この個体は、目の下や後ろ脚の線が青ではなくて緑だな。
ツチイナゴ1202_1.jpg






















青紫の輝きは「ムラサキシジミ」。
今日はあちこちで見ることが出来た。
ムラサキシジミ1202_1.jpg






















オレンジ色は「ウラギンシジミ」のオス。
メスの淡いblueもきれい。
とまっている横にはジョロウグモ。
どうやら息絶えているようで、生きていれば餌食になりかねない ラッキーだった。
ウラギンシジミ1202_1.jpg






















2016年12月2日 東京都
トンボ目トンボ科 アキアカネ
チョウ目シロチョウ科 キタキチョウ
バッタ目イナゴ科 ツチイナゴ
チョウ目シジミチョウ科 ムラサキシジミ、ウラギンシジミ   RICOH WG-4