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スズクサの丘の草はらで [自然]

スズクサが刈られてしまった丘を歩いてみた。
ここはあたりが見渡せる高台にある丘で、そのてっぺんにはベンチとエノキだったかケヤキだったかシンボルツリーがある心地の良い場所。
定期的に草刈りがされるお蔭でベンチが利用できるのであって、草刈りがされないと草ぼうぼうでそうはいかない。
そうしてここの風景や人の利用、生きものたちの営みが保たれてきたと思う。
ウマノスズクサやジャコウアゲハも。

そんな草はらのコセンダングサで見つけた「ナナホシテントウ」。
頭隠してそれ以外隠さず、これでも隠れているつもりなのか?そんな気はないのか?
ナナホシテントウ1013_1.jpg





























低い草の葉上にはカメムシの仲間の初令幼虫が群れていた。
赤にオレンジ色の斑が特徴的だが、さて何カメムシか?
カメムシ幼虫1013.JPG



















葉からぶら下がった小さな蛹。
きっと蛾の蛹だと思うが、糸で綴られた繭から何らかの理由で出てしまったのだろうか?
逆さに見れば口を一文字に結んで怒った顔か、口を髭に見立てて笑った顔か。
無事羽化できるといいな!
蛹1013_1.jpg





























2016年10月13日 埼玉県
コウチュウ目テントウムシ科 ナナホシテントウ
CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM