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翅の模様が名の由来 ホシササキリ [バッタ目]

田んぼ脇の草地を歩いていると、小さなバッタが飛ぶ。
まず、普通の人はバッタが飛んだくらいにしか思わないかもしれない。

飛んだ先に駆け寄って見ると、メヒシバの茎にしがみついていた「ホシササキリ」のメス。
ここではメジャーな存在のキリギリスの仲間だ。
私の世代では三木のり平、そう桃屋のCMのあのキャラ似だと思う。
ホシササキリ0915-1_1.jpg





























翅に黒色の斑があるのが特徴で、これが名の由来のようだ。
似たものにウスイロササキリがいるが、生息地が局所的で頭の角度がもっと鋭角で翅に黒斑がない。
ホシササキリ、ウスイロササキリ共に草地を好むが、同じ仲間のササキリは主に林縁で見られ棲み分けている。
ササキリは、昆虫写真家の尾園暁さんが書かれている「湘南むし日記」で。
最近高周波に近いササキリの鳴き声がいよいよ聞こえなくなってきたのが、恐ろしく脅威だ。

草地では最もポピュラ-なホシササキリ。
色々なバッタがいるが、是非その顔を観察してみてはいかがだろうか。
親しみが湧くかもしれない!
ホシササキリ0915-2_1.jpg



















2016年9月15日 東京都
バッタ目キリギリス科 ホシササキリ                 EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ