キオビツチバチ [ハチ目]
オトコエシが見頃となっている。
オミナエシを女性に例え、それに対して茎もしっかりして、毛も多いところから男性のオトコエシ。
丘陵で自生のオミナエシは私が知る限りは無い。
今の時期、この花に今年2化目のホタルガが群れている様を見かけるが、他にも多くの虫たちが訪れる。
この日、花から花へ舐めるように移動していたハチがいた。
今までにも見掛けていたが、動きが早くてスルーしていたハチだ。
この日は敢えて撮って見た。
その名は「キオビツチバチ」。
名前の通り、お尻に黄色い帯がある。
オスは触角が長く、腹部の黄色い帯は繋がる。
したがってこの個体はメス。
コガネムシの幼虫に寄生するそうだ。
似た種にアカスジツチバチがいるが、頭部に黄色の斑があるので識別出来るようだがまだ出会ったことはない。
この種はblog初記載、まだまだですな。
2016年9月15日 東京都
ハチ目ツチバチ科 キオビツチバチ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ
とりとめもなく・・・ [季節]
田んぼ脇で高さ2mを超える「タカアザミ」が下向きに花を咲かせていた。
この日は今にも雨が降り出しそうな曇り空。
いつも見掛けるハチやチョウの姿は見られなかった。
写真を現像しているとえらく画質が荒い。
ISOを前の設定の3200のまま撮っていた。
このサイズなら、気にならない?
こちらは上向きに咲いたこの谷戸では最も多く見られる「ノハラアザミ」。
タカアザミと共に総苞の棘が柔らかく痛くないのがいい。
赤く色付いたアキアカネの数が増えてきた。
オギの葉裏で1頭だけの「アカハネナガウンカ」を見つけた。
夏の虫のイメージだが、10月まで見られると記載の図鑑もある。
このあたりでは今月で終わりかなぁ。
クリの実も早いものははじけ、落ちているものもあった。
緑のイガイガ、これで黒ければウニそっくり。
曇りの日はセミの声がほとんど聞かれず、コオロギの声が秋の訪れを告げているようだ。
2016年9月15日 東京都
キク目キク科 タカアザミ、ノハラアザミ
トンボ目トンボ科 アキアカネ
カメムシ目ハネナガウンカ科 アカハネナガウンカ
ブナ目ブナ科 クリ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ