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ようやくのキノカワガ [チョウ目]

昨秋から数百本以上の木を探してきたが見つからなかった「キノカワガ」。
今日もフユシャクとキノカワガを探して木々をチェック。
枝先で、片方の翅が伸びきっていない「シロフフユエダシャク」がいた。
この翅では飛べないので、メスのところにたどり着けるのは厳しい状況だ。シロフフユエダシャク0115.JPG



















樹皮で越冬中の虫たちは昼と夜の温度変化が小さい陽の当たらない北側で見つかることが多い。
そちらを重点的に探していたのだが陽が当たっている南側の地衣類の生えた樹皮の一部に違和感が!
キノカワガ0115.JPG


















ようやく今シーズン1頭目の「キノカワガ」、大げさではあるが長い道のりであった。
かなり白っぽい個体で見事に樹皮に擬態していた。
キノカワガ0115-1.JPG


















とまっていたのは約2.5mと高い場所。
正面からのマクロでの接写が出来なかったのは残念だった。
キノカワガ0115-2.JPG


















2016年1月15日 東京都
チョウ目コブガ科 キノカワガ
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


今シーズンは多いトラツグミ [鳥類]

このところ仕事中によく出会うのが冬鳥の「トラツグミ」。
例年、シーズン中に数回見かける程度だが、今シーズンはその回数が多い。
今日は撮影しようと以前見た場所に行ってみた。
枯葉の林床をじっと見ていると、かさかさと音がした。
トラツグミ0115-2.JPG


















音のする方を探すといたいた!
足を踏み鳴らすような独特の動作で餌を探していた。
警戒することもなく、しばらくするとこちらに向かって歩いてきた。
トラツグミ0115-1.JPG


















この場所には少なくとも2羽がいるようで、体の小さい個体が大きい方に追い払われていた。
鱗のような羽の模様は美しく、毎年見たいと思う冬鳥の1種だ。
トラツグミ0115.JPG


















2016年1月15日 東京都
スズメ目ヒタキ科 トラツグミ  CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ