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ホタルが見られる頃に咲くホタルブクロ [植物]

6月の初めごろ、渓流や湿地の小川沿いではゲンジボタルが飛び始める。
それに合わせたように咲く「ホタルブクロ」。
このことから、名の由来は子供たちがこの花の中にホタルを入れて遊んだという説がある。
これは風情もあって面白そうだと思ってはいるが、なかなか実行に移せないでいる。
もう一つの説として、花の形を提灯に見立てて火垂袋と名付けられたとも言われている。
さて、どちらの説がお好みか?
ホタルブクロ0613_1.jpg



























スジグロシロチョウが飛んできたがスルー。
蜜は花の奥にあるのでチョウにはちょっと無理なのだろう。
ホタルブクロ0613-1_1.jpg


















よく似たものにヤマホタルブクロがあるが、見分けは萼片と萼片の間の形。
ホタルブクロは萼片と萼片の間が上へ反り返っている。
図鑑などではこれを付属片(付属物)と呼んでいる。
ホタルブクロ0613-2_1.jpg


















一方のヤマホタルブクロは萼片と萼片の間が反り返らず山状に膨らんでいる。
山状に膨らんでいるから山ホタルブクロと思えば覚えやすい。
丘陵では意図的か同じ場所に混在しているところもある。
見つけたらまずここをチェックだ!
ヤマホタルブクロ_1.jpg


















2015年6月13日 東京都
キキョウ目キキョウ科 ホタルブクロ、ヤマホタルブクロ
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM EOS50D EF70-200 F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ