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湿地の草はらのガたち [チョウ目]

ヒメジョオンにチョウたちが舞うその下の草で見つけたガたち。
この時期、良く見かけるのが翅の鹿の子模様から名が付いた「カノコガ」。
鹿の子模様というなら褐色の方がぴったりなのだが・・・。
でも透明の翅模様が美しい。
カノコガ0613_1.jpg



























4月の終わりに見つけた小さな「マメドクガ」も見違えるようにすっかり大きくなっていた。
間もなく蛹化だろう。
マメドクガ0618_1.jpg


















何時も雑木林の樹液で見かけるカトカラの仲間がなぜか草原にいた。
ちょっとびっくりな違和感。
樹皮では目立ちにくいが、ここでは後ろ翅のオレンジ色が目立つ。
たまたま立ち寄ったのだろうか?
カトカラ0613_1.jpg



























雑木林では、「ホタルガ」が見られるようになってきた。
頭が赤いのがホタルのようなのでホタルガ。
発生時期もホタルと重なる。
飛ぶとひらひら翅の白い模様が印象的だ。
狭山丘陵は、このガの幼虫の食草となるヒサカキが多いので、今の時期林内を歩けばまず出逢えるガの一種だ。
ホタルガ0613_1.jpg


















2015年6月13日 東京都
チョウ目ヒトリガ科 カノコガ、ドクガ科 マメドクガ、ヤガ科 ?、マダラガ科 ホタルガ
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM