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久しぶりのオオミドリシジミ [チョウ目]

アカシジミやウラナミアカシジミを撮っていると、突然肩越しに青い煌めきが目の前に飛んできた。
ルリシジミ?ウラゴマ?
見ると、久しぶりに見る「オオミドリシジミ」だった。
昨年は覚えがないので数年ぶりの確認である。
傷みのない美麗な翅から羽化して間もないのではないだろうか。
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やはり、アブラムシの出す甘露を舐めるのに夢中でかなりの時間モデルとなってくれた。
翅を開いてはくれなかったが、時折ちらりと見える青い煌めきがとても美しかった。
すべて見えるのはもちろんきれいだが、このチラリズムもこれはこれで惹かれるものがある。
オオミドリシジミ0526-2_1.jpg


















くるくる回りながら舐めているのでいろんな角度が見られた。
正面から見ると毛深かったのに驚いた。
オオミドリシジミ0526-3_1.jpg


















葉影からにょっと出る後ろ翅。
チョウの翅といいうより何かの生き物の顔に見える。
これぞお尻を顔に見立てた擬態。
以前、これにまんまと騙されてこちらが顔と信じて疑わない方に出会い、理解いただくのに苦労した。
人も騙される自然の不思議なのだ。
オオミドリシジミ0526-4_1.jpg


















2015年5月26日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 オオミドリシジミ

EOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM/MT-24X、EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/内部ストロボ