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続・続モズのはやにえ レパートリー [鳥類]

このところモズのはやにえを探しているが、なかなか新しいものにお目にかかれないでいる。
いくつかの場所でそれぞれの個体がテリトリーを張っているのだが、さすがにこの寒さで獲物が採れないのだろうか?
昨年末にはやにえにされたクビキリギス。
当初は頭がついていたのだが、そのころに撮影は出来ず残念。
モズのはやにえ1226_1.jpg


















別の場所で柿の木の枝に刺さっていたのは、種不明の棘のあるガの幼虫だった。
はやにえにされてからかなり日が経っているようで、干からびていた。
こんなものがおいしいとは思えない。
刺してすぐに食べたほうがぷりぷりしてうまいに決まっている!
モズは酒飲みで酒のあての干物が好みなのだろうか?
酒飲みの僕の感想である。

伊丹市昆虫館では1月19日までプチ展示「モズのはやにえ」開催中。まだの方は是非!!
カヤネズミのはやにえも・・・。
モズ恐るべし!
モズのはやにえ0109_1.jpg


















2014年12月26日、2015年1月9日
バッタ目キリギリス科 クビキリギスのはやにえ
チョウ目不明種のはやにえ                    
EOS70D,EF100mm F2.8L IS/内部ストロボ

樹皮で越冬 [季節]

オオムラサキ越冬幼虫を探したついでにヤナギの樹皮でコムラサキの幼虫も探してみた。
コムラサキの幼虫はオオムラサキのように根元の落ち葉ではなく、樹皮の割れ目で越冬する。
かなり念入りに探したが残念ながらこの木では見つからず。

その代わりに見つかったのは足の長いクモ。
調べると「キンイロエビグモ」の幼体のようだ。
冬季には樹皮の下に袋状の巣を作るようだが、周りに巣は見当たらない。
わら巻を好み、わら巻調査の最優占種だそうだ。キンイロエビグモ0109_1.jpg



















他にも割れ目でじっとしていたガの仲間の幼虫がいた。
見たことがない種で近くにもう一頭。
ヤナギの葉を食草としているのだろうか?
あと少し、寒さに耐えて我慢である。
不明幼虫0109_1.jpg


















2015年1月9日 東京都
クモ目エビグモ科 キンイロエビグモ  EOS70D,EF100mm F2.8L IS/内部ストロボ