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オオムラサキ幼虫再び [チョウ目]

毎年オオムラサキが産卵するエノキ。
周りの土が雨で流されて木の根元の位置が高くなってしまっているので、冬の間に落葉が風に飛ばされ春にはすっかりなくなってしまう。
エノキ0109_1.jpg


















さて今年は、幼虫が越冬しているかわずかに残った落ち葉をめくってみた。
数枚めくると、ドンピシャあた~り!
左がオオムラサキ幼虫、右がゴマダラチョウ幼虫、左上はアブの仲間の幼虫。
ゴマダラチョウの幼虫はこんなものだが、オオムラサキの幼虫は結構メタボだ。
いつもはもう少しすっとした体型なのだが、越冬前にたくさん食べたのだろうか?

他にも越冬していると思われるが、落ち葉が飛ばされてしまっては命も絶たれてしまう可能性が高い。
この地域では一昨年、オオムラサキの当たり年とも言われたくさんの成虫が舞う姿が見られたが、昨年は少なかった。
この冬、越冬幼虫が少ないとの声が聞かれるが果たしてどうだろうか?
ここにいる幼虫たちを出来れば救済して、エノキが芽吹く頃に戻してあげられればと思うのだが・・・。
オオムラサキ0109_1.jpg


















2015年1月9日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ、ゴマダラチョウ

CANON EOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM、EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM