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ヤマトシリアゲもそろそろ見納め [シリアゲムシ目]

林縁のネムノキの実生(と思う)にキタキチョウが飛び交っていた。
葉をひっくり返してみると蛹があった。
キタキチョウ1017-1.jpg



















間もなく羽化するであろう黄色い翅が出来上がった蛹だ。
蛹の殻が体から浮いているのがよくわかる。
キタキチョウ1017.jpg



















「ヤマトシリアゲ」のオスがいた。
年に2回現れ初夏に発生するのは黒っぽい個体だが、今の時期現れるのは褐色なためベッコウシリアゲとも呼ばれる。オスは尾端がくるっと巻いて先端にハサミを持っている。
主に昆虫の死骸などを食べ、オスは獲物をメスにプレゼントしてメスが食べている間に交尾を行うという習性がある。
ヤマトシリアゲオス1017 (2).jpg


















すぐ脇にはメスがいた。
メスの尾端にはハサミが無くスッとした形で見分けは容易だ。
そろそろヤマトシリアゲたちも見納めの時期だろう。
ヤマトシリアゲメス1017.jpg



















2024年10月17日 東京都 チョウ目シロチョウ科 キタキチョウ、シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ

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