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この日、コカマキリに良く出会った [カマキリ目]

谷戸を歩いていると林縁でいち早く「コマユミ」が紅葉していた。
黄色、オレンジ、赤のグラデーションが美しい!
コマユミ1002.jpg



















園路に伸びたノガリヤスの穂に「コカマキリ」がとまっていた。
幼虫時代も含めてオオカマキリやハラビロカマキリはよく見かけるが個人的にコカマキリは最も目撃が少ない。
コカマキリ1002-1.jpg



















林縁の葉上でも見つけた。
カマを閉じてこちらを凝視。
ファイティングポーズを期待して、ちょっかいを出したが一目散に下草の中に消えていった。
残念・・・・
この後ももう1個体見つけたが、やはりすぐに逃げてしまった。
コカマキリ1002-2.jpg



















別の谷戸に移動して田んぼの畔を歩いていると、またいた!
1日でこれだけ出会うのは滅多に無いので嬉しい。
この個体も偽瞳孔のお陰でこちらを見ているような怖い顔。
カマキリの中でも最も目付きが悪いと思うのは僕だけだろうか?
偽瞳孔は人間の黒目(瞳孔)とは異なり昆虫の目は小さな目がたくさん集まっている複眼で、その奥まで見える部分は光が届いておらずそこだけ黒く見えるだけで、この黒点が人の黒目の様にこちらを見ているわけではないのだ。
コカマキリ1002-3.jpg



















帰りがけ、エノキの葉陰から視線を感じてみると「オオカマキリ」のオスがこちらを見ていた。
コカマキリばかり見てきたので、オオカマキリの顔はちょっと優しいような。
オオカマキリ1002.jpg



















2024年10月2日 東京都 ニシキギ目ニシキギ科 コマユミ、カマキリ目カマキリ科 コカマキリ、オオカマキリ

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