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5月末の色々 [季節]

雨の後水がたまる小さな湿地、ときどき池。
久しぶりに見ると、「ミゾコウジュ」が咲いていた。
以前はキショウブに押されて絶滅に瀕していたが、ボランティアさんの手入れのお陰で復活した!
ミゾコウジュ0526.JPG



















隣にはもこもこの「ミコシガヤ」も。
ミコシガヤ0526.JPG



















他の湿地では「ハラビロトンボ」のオスが黒っぽく成熟していた。
ミゾコウジュもハラビロトンボも東京都では絶滅危惧種だ。
ハラビロトンボ0526.JPG



















石垣でひょこっと現れた「ヒガシニホントカゲ」の幼体。
青く輝く尻尾は幼体の印だ。
ヒガシニホントカゲ0525.JPG



















こちらの気配に気付いて石垣の隙間に隠れたが、まさしく頭隠して尻隠さず。
ふっふっ! まだ子供だな(^^
ヒガシニホントカゲ0525-1.JPG



















コナラの樹幹を飛んでいたのは「アカボシゴマダラ」の真っ白な春型。
25年ほど前に神奈川県で放蝶されたと思われる個体が繁殖を繰り返し、狭山丘陵では2008年頃から頻繁に見られるようになり今では普通に見られるまでになった。
幼虫はオオムラサキやゴマダラチョウ、テングチョウなどと同じエノキを食樹としており、侵入の影響が懸念されたがその影響は明らかになっていない。
アカボシゴマダラ0526.JPG



















満開に咲いたウツギの花に来ていたのは「イチモンジチョウ」。
希少種のアサマイチモンジかと凝視したが、残念ながらイチモンジチョウだった。
イチモンジチョウ0526.JPG






















成虫越冬した「テングチョウ」が産卵した幼虫が羽化した新成虫が見られるようになってきた。
数年に一度、メディアに取り上げられるほど大発生するが今年はそれほどではないようだ。

何だか仕事ばかりしていると、休みにぐったりしてfieldに出ないでいる。
なのでこのところの写真はすべてコンデジで撮ったもので画質的には満足できないのだが、日々更新しないよりはいいかなぁと。
今年メインで使っているカメラとレンズをCANONからOMに思い切って変えた。
撮る機会がなかなか無いのだが、そのうちぼちぼちアップしていきたい。
テングチョウ0526.JPG



















2024年5月25-27日 東京都 シソ目シソ科 ミゾコウジュ、イネ目カヤツリグサ科 ミコシグサ、トンボ目トンボ科 ハラビロトンボ、有隣目トカゲ科 ヒガシニホントカゲ、チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ、イチモンジチョウ、テングチョウ

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