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蛾の同定は難しい・・・ [チョウ目]

5月も終わりで明日から6月とは早いものだ。
今月初め、職場のツタの葉を食べつくして茎にいた毛虫。
このようなビジュアル系で洒落たデザインはマダラガ科の幼虫に多く見られる。
「ルリイロスカシクロバ」の終齢幼虫で、ツタの他にノブドウやヤブガラシなども食べる。
ルリイロスカシクロバ0506.JPG



















名前は成虫の姿からきていると思われ、黒く透けた翅を持ち腹部や頭、胸の一部が鮮やかな瑠璃色だ。
年に1度、3-4月に現れる。
ルリイロスカシクロバ.JPG



















この翌月。トイレにいたシャクガの仲間。
奇麗な灰青色でこの色の種は見たことが無かった。
すぐに名前がわかるかと思ったが似た蛾が多く苦戦してほっておいたのだが、今日調べ直してようやく「ニセオレクギエダシャク」に落ち着いた。翅の色や濃淡は個体変異が多いようだ。
ニセオレクギエダシャク0507.JPG



















2023年5月6、7日 東京都 チョウ目マダラガ科 ルリイロスカシクロバ、シャクガ科 ニセオレクギエダシャク

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