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続・11月初旬の蛾 [チョウ目]

LED化されていないトイレの壁にいた翅の傷んだ「ムラサキトガリバ」。
なかなか地味で、とまっていても目を向ける人はほとんどいないだろう。
ムラサキトガリバ1102-1.JPG



















同属のニッコウトガリバとよく似ているが、ニッコウトガリバが頭部に黄色の毛があり前翅の外縁の線の位置も異なる。
頭部に黄色の毛が無いのでムラサキトガリバでいいだろう。
幼虫はブナ科の葉を食べる。
ムラサキトガリバ1102-2.JPG



















ヒメコウゾの実生にいた「フクラスズメ」の恐らく終齢幼虫。
触ると頭をブルンブルンと振ることで知られる。
いつもはイラクサ科のカラムシで見るので、ヒメコウゾの葉も食べていてビックリ。
となりにカラムシがありそこから移ったようだ。
調べると食草はイラクサ科とクワ科とありヒメコウゾもクワ科。
驚いたが、まぁこれもあリという事なのだろう。
クワ科も食うとは新たな知見だ。
フクラスズメ1106.JPG



















2022年11月2,6日 東京都 チョウ目カギバガ科 ムラサキトガリバ、ヤガ科 フクラスズメ

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