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続・ミノウスバと紅葉 [チョウ目]

11月3日にようやくマユミの枝で産卵しているのを見つけた「ミノウスバ」だが、その後の状況はどうだろうかと3日後に現地へ。
林縁に数本ある木を見て回ると、別の木の高所に4個体が集まっていた。
真ん中の2個体は交尾中のオスとメスで、両端は櫛状の触角と上に向いた黒い腹端の毛からオス。
ミノウスバ1106-1.JPG



















交尾中のメスはこれから産卵なのだろう。
他の木を見ても姿は見られなかった。
まだ、たくさんのメスが集まって産卵するのはこれからなのだろう。
ミノウスバ1106-2.JPG



















湿地脇には白く熟した「スズメウリ」の実があった。
植物の多くの実は熟して赤や黒になるが、白くなるのは珍しい。
他に思いつくのはノブドウくらいだろうか?
スズメウリ1106.JPG



















林内を歩いていると高いヒノキの幹が紅葉していた。
ヒノキに巻き付いていた「ツタ」の葉。
陽の当たる高い場所から紅葉するので、なかなか目に付かず落ちた葉で気付くことが多い。
ツタ1106.JPG



















こちらも15mほどの高さで奇麗に紅葉していた木。
赤からオレンジ色でカマツカかと思ったが、葉の形や付き方が違う。
マルバアオダモ1106-1.JPG



















ん~、何の木なのだろうと葉のアップも撮って見た。
先端の葉が1枚でその後ろが対生な特徴的な奇数羽状複葉。
どうやら「マルバアオダモ」のようだ。
春に白いブラシ状の花を咲かせるが、今の時期こんなに奇麗に紅葉するとは知らなかった。
マルバアオダモ1106-2.JPG



















2022年11月6日 チョウ目マダラガ科 ミノウスバ、ウリ目ウリ科 スズメウリ、ブドウ目ブドウ科 ツタ、ゴマノハグサ科モクセイ科 マルバアオダモ

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