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穂の上がお好き? クモガタヒョウモン [チョウ目]

今朝は冷えて起きた時の室温が14℃と寒かったが、日が昇ると陽射しが暖かく青空の一日となった。
午前中、田んぼの稲刈りがほぼ終わった谷戸の周りをぐるっと歩いてみた。

足元ではルリタテハやキタテハ、ウラギンシジミなどのチョウたちが翅を開いて日差しを浴びていた。
そんな中、一番目を奪われたのが、この時期数が増えてきた「ウラナミシジミ」のオスだった。
開いた翅をじっと見つめていると濃い青色の背中に吸い込まれそう。
ウラナミシジミ1020.JPG



















湿地ビオトープのオギの穂にヒョウモンチョウの仲間がいた。
敏感で近付くと遠くに逃げ、さてよく見かけるミドリヒョウモンだろうか?
ようやくレンズの射程距離まで近づいて撮って見ると、久しぶりに出会った「クモガタヒョウモン」だ。
クモガタヒョウモン1020-1.JPG



















丘陵では見る機会が少なく東京都のレッドリスト2020の多摩部でも準絶滅危惧に指定されている。
以前いつ撮ったか調べると6年前の2016年だった。
チョウを重点的に探している方ならもっと目撃されているかもしれない。
クモガタヒョウモン1020-2.JPG





























別の谷戸ではかなり翅が傷んた個体がやはり穂の上に。
先日、知人からもこのチョウを見つけたと写真を送っていただいたところだった。
今年は例年より数が多いのかもしれない。
クモガタヒョウモン1020-3.JPG



















2022年10月20日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ウラナミシジミ、タテハチョウ科 クモガタヒョウモン

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