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トケン類は難しい [鳥類]

毎年今頃、オニグルミの木にやって来るトケン類の鳥たち。
来るのは渡り途中の、ホトトギス、カッコウ、ツツドリやジュウイチだ。
毛虫好みでオニグルミに付くトサカフトメイガやサクラのモンクロシャチホコあたりを狙って訪れるようだ。
トケン類とは?
トケンとは杜鵑と書きホトトギスのことで、以前この仲間はホトトギス科に属していたからトケン類と呼ばれた。今はカッコウ科に変わったが昔ながらにこう呼ばれる。

先日、オニグルミでこの仲間を見つけた。
ホトトギス、カッコウ、ツツドリはよく似ていて、鳴かないとわからないとも言われる。
識別点はあるが、これがなかなか難しい。
虹彩の色、腹部の横縞の太さや数、下尾筒と呼ばれる尾羽の下側の羽の色や横縞の有無など。

この個体は下尾筒に横縞が見えるのでツツドリではないかと思うのだがどうだろう。
ツツドリ0929.JPG



















昨日は幼鳥だったが、腹部が見えずさて・・・。
ホトトギス1008.JPG



















カッコウの幼鳥は後頭部に白斑があるそうで、ちょっと薄い色の部分があるがこれが白斑とは言えないだろう。
そうであればツツドリかホトトギスだが、どちらか?
下尾筒の色からホトトギスではないかと思ったり、ん~やはり難しい。

どれもコンデジで撮ったので、暗いとISOが上がってセンサーサイズが小さいので画質が悪く証拠写真程度なのはご愛敬と。
ホトトギス1008-1.JPG



















2022年9月29日、10月8日 東京都

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