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ビオトープのニホンアカガエルの卵塊 [両生類]

2月20日ニホンアカガエルの卵塊の初確認を紹介したがそこは丘陵の東側、いつも訪れる西側の谷戸ではまだ未確認だった。おおむね西側の谷戸の方が産卵は早い。

今日、そのいつもの谷戸のビオトープを覗いてみると、やはり「ニホンアカガエル」の卵塊が見つかった。
ニホンアカガエル0303-1.JPG



















卵を包んでいる寒天質が一つ一つくっきりしているので「ニホンアカガエル」だろう。
寒天質の周りにそれほど付着物が見られないので、比較的新しい卵塊だと思われた。
ニホンアカガエル0303-2.JPG



















このビオトープには、隣り合った5つの湿地がある。
他を見て回ると、トンボ池と呼ばれる池のボランティアの方々が刈ってくれた湿生植物の茎の間にも全部で3つ。
写真はすぐ近くに産んでいたニホンアカガエルの2つの塊。
ニホンアカガエル0303-3.JPG



















昔はアカバナ湿地、今はミクリ池と呼ばれているのかもしれない場所にも3つが確認できた。
これは寒天質がくっきりしていないのでひょっとしたらヤマアカガエルかもしれないが、産んで間もないと判断が難しいので少したってもう一度見てみよう。

全部合わせて10個ほどが確認できた。
今日は風が無く陽射しも暖かくて気温も上がったが、残念ながらカエルの鳴き声や姿は確認できなかった。

毎年では無いが、最も早く産卵を確認しているのは不思議と丘陵の西端の寒い池だ。
この様子だとそこでもすでに産んでいるのだろうなぁ。
ニホンアカガエル0303-4.JPG



















2021年3月3日 東京都 無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル

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