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なかなか虫が見つからず [季節]

さすがに冬本番の寒さが続いて虫を探すのも一苦労。
ヤナギの幹に見つけた虫のしわざは恐らく「コウモリガ」の幼虫の糞だろう。
幹の中の幼虫があけた穴から、木屑と糞を糸で綴って外へ出すとこんな風になるようだ。
シーズンになればコウモリガも昆虫酒場の主だ。
コウモリガ0113.JPG



















この日同行いただいた絵本作家のIさんが見つけてくれた、コナラの幹の「マダラマルハヒロズコガ」の幼虫の巣。
その巣の形からツヅミミノムシとも呼ばれる。
2枚の皷のような巣を重ね合わせた中に幼虫がいて、活動期には巣の全周どこからでも幼虫が顔を出す不思議な巣。
マダラマルハヒロズコガ0119.JPG



















年初から西の森と呼ばれている雑木林の北側では落ち葉かきが行われ林床がすっきりしていた。
ここはヒノキなどの常緑針葉樹が多いがまばらにコナラやサクラなどもあるので何かいないか探していると、枝で囲った場所があった。
何だろうと覗いてみると、「ホンドタヌキ」のため糞だった。
この土地の所有者が落ち葉かきで見つけてマーキングしたのだろう。
この辺りはON、OFFともによく歩いているがここ数年タヌキを見かけたことは無い。
きっと夜に出歩いているのだろうなぁ!
タヌキのため糞0119.JPG



















2022年1月13,19日 東京都 チョウ目コウモリガ科 コウモリガ、ヒロズコガ科 マダラマルハヒロズコガ、ネコ目イヌ科 ホンドタヌキ

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