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ギンボシザトウムシ~奄美大島 [その他]

ザトウムシはクモに近い仲間だがクモとは別のザトウムシ目に分類される。
豆粒のような小さな体に長い脚が8本あり、体を揺らしながら歩くさまは面白くも滑稽だ。
その姿から座頭虫なのだ。

奄美大島の林内でとてもよく見られたザトウムシの仲間。
fieldで見るものより脚が長く面白いなぁと気になって何枚か撮っていた。
ギンボシザトウムシ1004.JPG



















調べて見ると九州南部から屋久島、奄美、沖縄諸島に分布する「ギンボシザトウムシ」のようだ。
近年は九州北部や本州でも見つかっているそうだ。
ギンボシザトウムシ1004-1.JPG



















体をさらにアップで撮った写真を見ると、背中に1本のトゲがある。
このトゲがこの種の特徴で、成体になると上面の色が緑色のラメ入りになり白斑が薄れるようでこの個体はまだそこまででは無いので幼体のようだ。
背中の白斑が名の由来だろうか?

トゲの前方にあるつぶらな寄り目がなかなかチャーミングと思うのだが、いかがだろう?
ギンボシザトウムシ1004-2.JPG



















2021年10月4日 奄美大島 ザトウムシ目マザトウムシ科 ギンボシザトウムシ

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