奄美大島昆虫観察ツアー その4 両・爬編 [昆虫観察ツアー]
この日は夜の林道で生き物観察。
一番の目的はあの哺乳類だが、他に何が見られるか?
陽が落ちかけた林道わきに車を停めて探しているとクワズイモの葉上でカナヘビ発見。
いつも見ているカナヘビとはちょっと異なり妙に尻尾が長い。
南西諸島に生息する日本固有種の「アオカナヘビ」の幼体だった。
別の場所でも同じくらいの大きさの幼体がいた。
最初に見たのは背中が褐色だったが、こちらは緑色の個体。
時折雨が降る不安定な天候で、小雨がぱらついていた。
車を低速で走らせていると路上のあちこちに白っぽいものがいくつも目に付いた。
何だろうと降りて近寄るとすべてカエル!
雨で道に出てきたようだ。
そのほとんどが奄美大島、徳之島で見られる日本固有種の「アマミハナサキガエル」。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
少しして色見が違うのがいたのでまた降りて確認。
何とそれは、今回是非見たいと思っていた緑色が美しい「アマミイシカワガエル」だった。
近年アマミとオキナワの2種に分けられ、境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類に指定されているこちらも希少種。
2枚撮って逃げないようにガードして同行の二人を呼んだ瞬間に大きくジャンプして林内に消えてしまった。
ああっ、何という失態(T_T)
この後も、道の上のカエルたちをよけながら進む。
途中、奄美大島と加計呂麻島のみに生息する日本固有種で環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類の「オットンガエル」にも出会った。ヒキガエルかと思ったが、残念ながら撮影する前に逃げられてしまった。
走れば次々と路上にカエルたちが現れ轢かないように注意しながら走ったが、そんなことを知らない人は多くのカエルたちを轢いてしまうだろう。何らかの対策が必要だと思った。
これだけカエルがいればそれを狙うやつもいる。
林道の真ん中にいたのはヘビの「アカマタ」。
車を降りると林内に逃げ込んだので、こんな機会は二度とないと申し訳なかったが尻尾を掴んで引きずり出した。
1mを超えよく太り精悍な顔付きで気性が荒いと聞いていたがまさしくだった。
雨のお陰でたくさんのカエルたちが見られ、運よく一番の目的の哺乳類にも1度出会うことが出来て満足のナイトツアーだった。
2021年10月5日 奄美大島 有隣目カナヘビ科 アオカナヘビ、ナミヘビ科 アカマタ、無尾目アカガエル科 アマミハナサキガエル、アマミイシカワガエル
一番の目的はあの哺乳類だが、他に何が見られるか?
陽が落ちかけた林道わきに車を停めて探しているとクワズイモの葉上でカナヘビ発見。
いつも見ているカナヘビとはちょっと異なり妙に尻尾が長い。
南西諸島に生息する日本固有種の「アオカナヘビ」の幼体だった。
別の場所でも同じくらいの大きさの幼体がいた。
最初に見たのは背中が褐色だったが、こちらは緑色の個体。
時折雨が降る不安定な天候で、小雨がぱらついていた。
車を低速で走らせていると路上のあちこちに白っぽいものがいくつも目に付いた。
何だろうと降りて近寄るとすべてカエル!
雨で道に出てきたようだ。
そのほとんどが奄美大島、徳之島で見られる日本固有種の「アマミハナサキガエル」。
環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
少しして色見が違うのがいたのでまた降りて確認。
何とそれは、今回是非見たいと思っていた緑色が美しい「アマミイシカワガエル」だった。
近年アマミとオキナワの2種に分けられ、境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類に指定されているこちらも希少種。
2枚撮って逃げないようにガードして同行の二人を呼んだ瞬間に大きくジャンプして林内に消えてしまった。
ああっ、何という失態(T_T)
この後も、道の上のカエルたちをよけながら進む。
途中、奄美大島と加計呂麻島のみに生息する日本固有種で環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類の「オットンガエル」にも出会った。ヒキガエルかと思ったが、残念ながら撮影する前に逃げられてしまった。
走れば次々と路上にカエルたちが現れ轢かないように注意しながら走ったが、そんなことを知らない人は多くのカエルたちを轢いてしまうだろう。何らかの対策が必要だと思った。
これだけカエルがいればそれを狙うやつもいる。
林道の真ん中にいたのはヘビの「アカマタ」。
車を降りると林内に逃げ込んだので、こんな機会は二度とないと申し訳なかったが尻尾を掴んで引きずり出した。
1mを超えよく太り精悍な顔付きで気性が荒いと聞いていたがまさしくだった。
雨のお陰でたくさんのカエルたちが見られ、運よく一番の目的の哺乳類にも1度出会うことが出来て満足のナイトツアーだった。
2021年10月5日 奄美大島 有隣目カナヘビ科 アオカナヘビ、ナミヘビ科 アカマタ、無尾目アカガエル科 アマミハナサキガエル、アマミイシカワガエル
2021-10-12 21:21
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