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雨の中出会った虫たち その2 [季節]

小雨が降る道端できらりと光る抜け殻の上に羽化を終えたばかりの「ツチイナゴ」の幼虫を見つけた。
雨の中、無事大人の階段をひとつだね。

ツチイナゴ0816.JPG



















川沿いのススキの葉裏にちらっと見えたうさ耳。
ひっくり返すといたいた「クロコノマチョウ」の幼虫。
このところ成虫の姿もよく見かける。
クロコノマチョウ0816.JPG



















林縁の葉上のオレンジ色が目を惹いた。
中齢当たりの「ササキリ」の幼虫。
終齢に近づくにつれてこのオレンジ色は消えていく。
ササキリ0816.JPG



















湿地ビオトープ脇のキツネノマゴに腹部が赤く色付いた「ミヤマアカネ」のオスがいた。
体にまとった雨粒と羽先の縁紋のオレンジ色が美しい。
葉の上にはハナバチの仲間が濡れながらも雨宿り?
ミヤマアカネ0816.JPG



















林内を歩いていて足元からぴょんと跳ねたのは、水から上がって2~3年ほど経ったであろう「アズマヒキガエル」。
上陸時はひょろひょろの小さな痩せガエルだが、どっしりとしたその体形はもうすっかり大人と変わらず頼もしい。

季節外れの長雨もようやくやんで、まもなく夏の晴れ間が戻ってきそう。
アズマヒキガエル0816.JPG



















2021年8月16日 東京都 バッタ目バッタ科 ツチイナゴ、チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ、バッタ目キリギリス科 ササキリ、トンボ目トンボ科 ミヤマアカネ、無尾目ヒキガエル科 アズマヒキガエル

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