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オニグルミにシロテンクロマイコガ [チョウ目]

昨年はコロナの影響で休耕田となった田んぼ、今年は全面とはいかずともほとんどが田植えを終えた。
梅雨時期にかなりの雨量があり水はいきわたって、イネはすくすくと育っていた。
田んぼ0718.JPG



















田んぼ脇の湿地沿いでは「ニガクサ」が開花していた。
ニガクサの蕾にはカメムシの仲間のヒゲブトグンバイが寄生してニガクサツボミフクレフシという虫こぶを作るが、まだヒゲブトグンバイも虫こぶも見られなかった。
ニガクサ0718.JPG



















いつものオニグルミの葉裏に見たことの無い蛾。
ニセマイコガ科の「シロテンクロマイコガ」だった。
目が赤く触角は長く、頭から胸にかけて丸みを帯び両脇に張り出した長い脚など特徴的な種だが、翅を開いた大きさが1.5㎜ほどと非常に小さいのでなかなか目に付かないのだろう。
シロテンクロマイコガ0718-1.JPG



















幼虫はクルミ科の葉を食べるようなのでここにいるのは納得。
頭だけ見ると何だかナマズみたいに見えるのは僕だけだろうか?
シロテンクロマイコガ0718-2.JPG



















2021年7月18日 東京都 シソ目シソ科 ニガクサ、チョウ目ニセマイコガ科 シロテンクロマイコガ

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