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なんか変な名前のプライヤエグリシャチホコ [チョウ目]

先日職場のLED照明の下の壁で見つけた小さな蛾。
大きさは2㎝程だったか、とまっていた形に特徴があった。
こんな形の蛾は、シャチホコガ、イラガ、キンウワバの仲間あたりと目星をつけて調べたがわからずじまいだった。
先ほどもう一度と調べ直してようやく「プライヤエグリシャチホコ」だと判明。
前回なぜわからなかったかと!
幼虫の食草はニレ科ケヤキ属、なるほど目の前に大きなケヤキがあった。

それにしてもシャチホコはわかるがプライヤエグリとは何のことなのだろう。
どうやらプライヤは明治時代に鱗翅目の昆虫や鳥類の調査研究を行い日本蝶類図譜を著し沖縄でノグチゲラを発見したイギリス人の学者ヘンリー・ジェームズ・ストヴィン・プライヤー、エグリは背中に突起がありえぐれているように見える事からのようだ。
他にプライヤシリアゲ(プライアシリアゲ)などもこの学者の名にちなんでいるようだ。
プライヤエグリシャチホコ0522.JPG



















2021年5月22日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 プライヤエグリシャチホコ

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