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真冬に羽化したナナホシテントウ [コウチュウ目]

昨日より少し暖かい今日、久しぶりにfieldへ。
じっくり探さなければ虫が見つからないので、大村崑のように老眼鏡をずらしてかけて枝や幹を見る時はうつむいて、歩く時はレンズの上に視線を。
今の若い人たちに大村崑と言ってもわからないだろうか?

幹で見つけた蛾の蛹、何の種かは見当もつかないが無事に羽化できたようだ。
蛹殻0121.JPG



















日の当たるコナラの幹ではヒラタアブの仲間が日向ぼっこをしていた。
ナミヒラタアブがフタホシヒラタアブあたりのオスだろう。
ハエやアブのオスは複眼が離れていてメスはくっついている。
ヒラタアブの仲間0121.JPG



















午後3時頃、オニグルミノキの根元に遠目に見てもわかる目立つ黄色いものがあった。
いったん通り過ぎたのだが気になって戻って見た。
それは羽化したばかりの「ナナホシテントウ」だった。
淡いオレンジ色の美しい前翅に七つの黒い斑が浮かび上がってきていた。
後翅は透明だが、羽化したてはオレンジ色なのにビックリ。
今朝は恐らく氷点下だったが、陽が昇って午後には陽射しが暖かかったことで羽化したのだろうか?
今の寒さではすぐに越冬しなければならないが、大丈夫かなぁ・・・
ナナホシテントウ0121.JPG



















2021年 東京都 ハエ目ハナアブ科 ナミヒラタアブorフタホシヒラタアブ、コウチュウ目テントウムシ科 ナナホシテントウ

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