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トンボエダシャクか [チョウ目]

今の時期、里山や住宅街、都心でも黒字に白の翅の蛾がひらひら飛ぶ姿が見られる。
似た種が数種おり翅や腹部の模様を見なければ種を確認できないのだが、なかなかとまらず飛翔を撮るスキルもないので待つしかない。
とまっても敏感で、近付くとすぐに飛んでしまう。
近付く飛ばれを何度か繰り返してようやく1枚。
だがこの1枚でまた飛ばれ・・・。
トンボエダシャク0624.JPG



















しつこく後を追って何とかアップで撮ることが出来た。
腹部が太いのでメス。
似た種としてウメエダシャク、トンボエダシャク、ヒロオビトンボエダシャクなどがいるが、大きさ、翅の模様からトンボかヒロオビだ。
幼虫の食草はウメは広食性、トンボはニシキギ科のツルウメモドキ、ヒロオビはツルウメモドキ、マユミ。
トンボエダシャク0624-1.JPG



















トンボとヒロオビの識別はトンボは腹部の黒と黄色の斑が整然と並んでいるがヒロオビは不規則ということ。
さて、一見整然と並んでいると思われ「トンボエダシャク」と思うのだがなかなか難しいな。
トンボエダシャク0624-2.JPG



















2020年6月24日 埼玉県 チョウ目シャクガ科 トンボエダシャク

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