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キアシドクガ幼虫 蛹化場所を探して [チョウ目]

今年も早やミズキの花が咲く季節。
ここ数年、幼虫がミズキの葉を食い荒らして大発生しているのが「キアシドクガ」。
いよいよあちこちで幼虫が蛹化のために木を降りてきた。
木の近くの木柵では幼虫たちの行進が見られた。
場所が決まって体が縮んで蛹になる前の前蛹状態だろう。
キアシドクガ0514-1_1.jpg



















こちらでは頭を持ち上げて。
今年は大発生とまでは言えないかもしれないが、比較的多くの成虫がひらひらと舞う姿が見られそうだ。
キアシドクガ0514-2_1.jpg



















エノキの幹を降りていたのは「ヒオドシチョウ」の終齢幼虫。
早春には越冬した成虫がそこそこ見られたのだが、幼虫はそれほどでもない。
先日もほぼ終齢になっていた幼虫集団が、3頭のクロカタビロオサムシに食い尽くされてしまった。
自然界の厳しさを目の当たりにしたのだった。
ヒオドシチョウ0514_1.jpg



















2020年5月14日 東京都 チョウ目ドクガ科 キアシドクガ、タテハチョウ科 ヒオドシチョウ

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