SSブログ

キリギリスの仲間 ホシササキリ [バッタ目]

ススキ原っぱを歩いていると足元から小さなバッタたちが飛び出した。
中でも数が多かったのが大きさは15mm前後の「ホシササキリ」。
ホシササキリ1017_1.jpg



















褐色型と緑色型がありどちらも頭から背中、翅は褐色で翅に黒斑がある。
この黒斑が名前の由来だ。
ジー・ジーッと鳴くが、あまり鳴き声が聞こえないのは年のせいだろうか。
ホシササキリ1017-1_1.jpg



















緑色型のメスがいた。
メスは腹端に産卵器があるのですぐに区別できる。
ホシササキリ1017-2_1.jpg



















まだ終令幼虫も見られたが、卵越冬なので間もなく成虫になるだろう。
あと1週間で11月、いつまで姿が見られるかを思うと寂しい・・・。
ホシササキリ1017-3_1.jpg



















2019年10月17日 東京都 バッタ目キリギリス科 ホシササキリ

nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

つばさ2号

こんばんは
今週は月・火・今日と即位&親会社のラインが
止まったための休業で休みでしたが、この天気
では野に出ても虫がいないので家で情報収集です。

このササキリは以前は全く見ませんでしたが
今じゃどこでも大量にいますね!
多少温暖化が影響しているのでしょうか?
良く飛ぶので移動性はあると思いますけど。
私も最近ササキリ類の鳴き声が全く識別できません。
耳は聞こえていますが、老化で感知しにくい周波数
があるようです(苦^^)。
by つばさ2号 (2019-10-24 17:52) 

hirokou

つばさ2号さん コメントありがとうございます。
ホシササキリはササキリの中で最も普通種で都心のちょっとした草地でも姿が見られる種だと思います。
霞が関の国土交通省の屋上緑化で見られたのにはちょっと驚きました。
それでもこんな小さなバッタに目が向けられていないのも現実で寂しい限りです。
by hirokou (2019-10-24 20:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。