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ノハラアザミのレストラン [季節]

里山では夏からノハラアザミが咲き続けている。

今の時期、この花のレストランに様々な虫たちがやってくる。
コガネムシの仲間では常連の「コアオハナムグリ」。
夏にはクロハナムグリの姿も見られたが、最近はすっかり見られなくなった。
コアオハナムグリ0927_1.jpg



















アブの仲間も多くやってくるが、この時のお客さんは「シロスジベッコウハナアブ」。
5月に買ったミラーレスカメラだが、8月の四国遠征で落としてしまいビューファインダーユニットとレンズユニットを交換する高額な修理から帰ってきたばかり。
しかしAFで撮った写真のほとんどが後ピンで納得いく写真が撮れないでいた。
この写真も複眼を狙ったが、翅にピントが合っている。
仕方なく一昨日から修理前にはなかった現象という事で無償希望で再修理に出しているがさてどうなることか・・・。
シロスジベッコウハナアブ0926_1.jpg



















このところ最も多く見られるのが「メスグロヒョウモン」のメスだ。
ヒョウモンチョウの仲間では珍しくメスの翅が黒い(褐色)のでそれがそのまま名に付いたそうだ。
メスグロヒョウモン0926-2_1.jpg



















褐色に白い斑や帯、光の加減で浮き出る青色が美しい。
今年は多く見られて木の樹皮に産卵している場面にもよく出会う。
あんな高いところに卵を産んだら孵化した幼虫が木を下りて食草を探すのが大変だろうと思うのだが、きっと大きなお世話なのだろう。
メスグロヒョウモン0926-1_1.jpg



















後日、多かったのは「ツマグロヒョウモン」のメスだった。
南方種で以前関東では見られなかったようだが、今では最もポピュラーな種となっている。
これも温暖化の影響だろう。

ここではレアなオオウラギンスジヒョウモンやクモガタヒョウモンがいないかと探しているが、今年はまだ見ることが出来ないでいる。時期的にもう無理か・・・。
ツマグロヒョウモン1002_1.jpg



















2019年9月26日、10月2日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科 コアオハナムグリ、ハエ目ハナアブ科 シロスジベッコウハナアブ、チョウ目タテハチョウ科メスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモン

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