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今年もタラノキでセンノキカミキリ [コウチュウ目]

小川沿いで可愛いピンク色のイヌゴマの花が咲き始めた。
淡いピンク色が美しい。
イヌゴマ0711_1.jpg





























道沿いのタラノキの葉が食われ、新しい茎が根元から折れていた。
おっ、いるなと見てみると葉の上に大きな「センノキカミキリ」がいた。
名前のセンノキとはウコギ科のハリギリの事で、その仲間のタラノキやヤツデなどに付く。
センノキカミキリ0711-1_1.jpg



















この日は同じ木に2組のカップルをはじめ全部で7頭が集まっていた。
この数で葉や茎を食い荒らされればこの小さなタラノキはひとたまりもないだろう。
センノキカミキリ0711-2_1.jpg





























見ていると1組が交尾を始めた。
以前にシロスジカミキリの交尾を見たが、オスの交尾器が透明で黄色い蛍光色なのに驚いた。
センノキカミキリの交尾器も似ていて、まるでプラスチックのチューブのようで不思議。
センノキカミキリ0711-3_1.jpg



















2019年7月11日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 センノキカミキリ 

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つばさ2号

こんにちは
そちらはクワカミキリといいセンノキといい大盛況ですね!
羨ましい限りですが、本来はこれが当たり前でこちらが開発
などで居なくなってしまった好ましくない姿です。

今日も地元公園に行ったらセミは結構鳴いてましたが、他は
オオシオカラトンボとカラスにやられたらしいカブトムシの
オスの前翅くらいしか見ませんでした。
昔たくさんいた種がたまに「まだ生き残っていたんだ」と
いう状況はさみしいものです。
by つばさ2号 (2019-07-20 16:42) 

hirokou

つばさ2号さん コメントありがとうございます。
どこも開発などで姿を消している種が増えているのでしょうね。

こちらは運良く人が立ち入れない東京都の水瓶をコアにその周囲に広がる丘陵地であり開発が出来ない都立公園なので多くの生きものたちが今も見られるのだと思います。
これも自然を次世代に残すという公園の価値ですね!
by hirokou (2019-07-20 21:31) 

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