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5月の夏日 [季節]

5月なのに、今日も30℃を超える真夏日となった。
さすがにまだ体が慣れていないせいか、年のせいか、この暑さは堪える。
やめていたビールを解禁して、喉越しのうまい事といったら!

fieldではキアシドクガやテングチョウ、アカシジミたちが多く発生し、探さずとも次々と虫たちが現れる季節となった。
落葉だめの桟で見つけた「ヒオドシチョウ」の蛹。
小川を挟んだところに食草のエノキがあるのだが、どうやって川を越えてきたのだろうかと不思議?
ヒオドシチョウ0524.JPG



















林縁の葉上には触角が立派な「カクムネベニボタル」の仲間がいた。
そろそろホタルの季節、ここではゲンジとヘイケの両方が見られるが、今年はどうだろうか。
カクムネベニボタル0524.JPG



















田んぼの畔にはあちこちに黒光りしたキリギリスの仲間「ヒメギス」の幼虫たち。
いつもは近づくとさっと敏感に逃げるのだが、この日はどれも逃げずにじっとしていた。
暑さにまいっているのか?
まさか。
たまたまなのだろうなぁ。
ヒメギス0524.JPG



















花が終わって小さな実が付き始めたウメの葉上でお日様に向かって何を思うのか、「ウメスカシクロバ」。
このマダラガ科の仲間は似たものが多いが、今の時期発生してウメを食樹としているのはウメスカシクロバかリンゴスカシクロバ。
翅脈の一部の違いで2種が識別できるようだ。
ウメスカシクロバ0524_1.jpg



















2019年5月14日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 ヒオドシチョウ、コウチュウ目ベニボタル科 カクムネベニボタルの仲間、バッタ目キリギリス科 ヒメギス、チョウ目マダラガ科 ウメスカシクロバ

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ぜふ

チバ北部ではウラナミアカもでています。
ところで、ヒオドシチョウとアカタテハのサナギの区別がむずかしいです。
同定ポイントありますか?^^
by ぜふ (2019-05-27 21:16) 

hirokou

ぜふさん コメントありがとうございます。
こちらでもアカに比べて少ないですがウラナミアカも出ています。

ヒオドシとアカタテハの蛹の区別ですが、僕はおおざっぱなので蛹の形態的差より、エノキの近くの蛹はヒオドシ、アカタテハは食草のカラムシの巣の中で蛹化するので蛹の場所で区別しています。これ絶対間違いないと思いますよ!
by hirokou (2019-05-27 22:06) 

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