バッタたちもすくすくと

5月中旬、草地で耳を澄ますとシリシリシリ♪と鳴き声が聞こえた。
歩くと飛び出してきたのは「ヒナバッタ」のメス。
翅がしっかりあることから既に成虫だ。
鳴いていたのは別のオス。
今年生まれのバッタの中では最も早く成虫になるようだ。




















草が刈られた場所で、草刈りから逃れて生き延びた「トノサマバッタ」の幼虫。
胸の盛り上がりや目を通る線が特徴。
ヒナバッタに次いで成虫が見られるだろう。




















上2種が分類でバッタ科なのに対して、葉上で見つけたこの虫はキリギリス科で成虫は肉食、樹上生活の「ヤブキリ」のオス。
既に小さな翅があるので、こちらも6月には成虫の鳴く声が聞かれそうだ。




















2018年5月　東京都　バッタ目バッタ科　ヒナバッタ、トノサマバッタ、キリギリス科　ヤブキリ

コメント 2

こんばんは
土日、虫の多い地域へ行きましたがもちろん埼玉
より多様で多いですが、何となく虫の数が少ない
感じでした。そんな中このヒナバッタとハルゼミ
がかなりたくさん鳴いていました。

見たのは増え続けるメガソーラー、山一つ潰して
これから建設するような場所もあり、かつてオオ
クワガタを育てた台場クヌギが禿山とコンクリート
を背景に立つ光景は異様でした。

昨日空耳かもですが、会社の隣の農家の生息地で
ヤブキリの声がしたような・・・^^。
by つばさ2号 (2018-05-30 20:08) 

つばさ2号さん　コメントありがとうございます。
ハルゼミ、こちらでは少ないですが、そちらは多そうですね!!
メガソーラーは街中のちょっとした空地でもいつの間にか設置されていますが、郊外では規模が大きいので問題ですね。
ヤブキリ早ければもう鳴く個体がいるかも･･･。
by hirokou (2018-05-31 18:57)