プチ遠征でフユシャク探索 [チョウ目]
いよいよ年も押し迫った30日、虫仲間からお誘いをいただき久しぶりに電車に乗ってプチ遠征して夜のフユシャク探しに出かけた。
寒い冬の夜に活動するフユシャクだが、寒さのせいでなかなか夜に出掛けることが躊躇され誘っていただけるのはとても有難い!!
この日一番多かったのは、「ナミスジフユナミシャク」。
あちこちで飛ぶオスの姿が見られた。
翅を閉じて止まっている個体が多かったが、同行したT氏によると羽化間もない個体なのではないかとの事だった。
この日一番多かったのは、「ナミスジフユナミシャク」。
あちこちで飛ぶオスの姿が見られた。
翅を閉じて止まっている個体が多かったが、同行したT氏によると羽化間もない個体なのではないかとの事だった。
オスメスそれぞれ1個体のみ確認した「シロオビフユシャク」
オスとは別の場所で見つけたメスはまだ産卵しておらずぷっくりしていた。
フユシャク亜科(Alsophilinae) Inuroisに属する種は、識別がややこしい。
代表種の「ウスバフユシャク」もナミスジに次いで多く見られた。
名の通り翅の黒斑が無いか薄い「ウスモンフユシャク」も1個体確認した。
本来、年が明けてから見られる「クロテンフユシャク」のオスも既に出ていた。
前出2種に比べて黒斑がしっかりしていて、前翅外横線が外縁でくの字に曲がるので見分けやすい。
今年は例年に比べ各種の出現が早い気がする。
晩冬から早春に現れると言われる「シモフリトゲエダシャク」のオスも確認した。
他のフユシャクに比べてとても大きく目を惹いた。
各所で出現期が早まっているようだ。
帰りに見えた夜景がとても綺麗だった。
確認した種は上記以外にチャバネフユエダシャクのオスで、この日の初認を合わせると今シーズン11種となった。
昨年は16種なのでメスの確認も含めて何とかこれを超えたいのものだ。
2017年12月30日 チョウ目シャクガ科 ナミスジフユナミシャク、シロオビフユシャク、ウスバフユシャク、ウスモンフユシャク、クロテンフユシャク、シモフリトゲエダシャク
2017-12-31 03:30
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コメント(4)
おはようございます。
すごい方々とご一緒できるとはうらやましいものです。
ナミスジ以外はこちらにもいますが、単発で運が良け
れば見られる程度です。夜とはいえ勢揃いする環境は
凄いですね!
私は昨日イチモジオス1匹しか見つかりませんでしたが、
仲間から地元の観光目的(といっても春のお祭り以外は
子供連れと犬の散歩の人しか来ない^^)の小さな公園
で見つけたと連絡が入り、ウスバオスとチャバネメスを
撮りました。しかしチャバネメスは強風でかなり太い桜
の幹が微かに揺れていてほとんどブレて没(涙)。
今日まだいてくれれば曇り空ですが取り直します。
by つばさ2号 (2017-12-31 07:36)
すみません ウスバは誤りでシロオビフユシャク
オスでした。訂正します。チャバネメス共各1匹。
しかしあんな園芸種しか無い公園にいるとは・・・。
私もまだまだフィールド知識が足りません(汗)。
来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
by つばさ2号 (2017-12-31 07:44)
つばさ2号さん コメントありがとうございます。
チャバネメス、羨ましい!
昨晩も探していましたが見つかりませんでした。
もう数年出会っていません。
イチモジ、シロオビ、チャバネメスの記事、楽しみにしています。
こちらこそよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください!
by hirokou (2017-12-31 14:48)
日中でしたが3種観察できました。
やはりオスは日没後が狙い時なのでしょうか。
by ぜふ (2018-01-01 09:13)