木々の紅葉と共にカメムシも赤に染まる [カメムシ目]
秋も深まり木々が紅葉するのと同じくして赤くなる虫がいる。
一部のカメムシの仲間は、冬が近づき産卵の時期になると体の色が赤くなる。
一般的によく見られるのが、「クヌギカメムシ」だ。
この日見掛けたのは、脚が赤く染まっていた。
クヌギの樹皮を探してみると、深く刻まれた窪みに体を寄せたメスが見つかった。
クヌギカメムシの仲間は、クヌギカメムシ、サジクヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシと3種がいる。
クヌギカメムシはオスメス共に腹部の気門が黒色なのでわかり易いが後の2種はオスは交接器を見て見分けられるがメスは一見判別不能のようだ。
この個体は気門が黒いのでクヌギカメムシ。
同じ木の別の場所では卵を産んでいるメスがいた。
産卵中に申し訳なかったが、少しお腹を見せてもらうとこちらも気門の色からクヌギカメムシだった。
クヌギカメムシはクヌギ、ヘラ、サジはコナラに産卵するとも聞くが、実際のところはどうなのか?
調べてみたい。
今日見たメスたちは体までは色付いていなかったが、赤くなるならないは何の違いなのだろう。
2016年11月18日 東京都
カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ RICOH WG-4
2016-11-19 22:51
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