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赤いキツネシリーズ キツネノロウソク [菌類]

先日、草地でニョキッと伸びてカクッと曲がったキノコを見つけた。
遠目で見ると赤いのでカエンタケかと焦ったが、近寄ると違った。
キノコの赤いキツネシリーズの中の1種「キツネノロウソク」と思われる。
シリーズは全3種で、他にキツネノタイマツ、キツネノエフデがある。
どれもよく似ており、見分けは傘が大きいか、小さいか、無いかといったところあたりのようだがなかなか難しい。
キツネノロウソク0925-1_1.jpg



















傘には匂いのある褐色のグレバ(胞子の入った粘液)が付いており、この匂いでハエなどをおびき寄せ胞子を拡散させる。
見つけたものはこれが無くなっていて傘の根元の部分が折れ曲がっていたようだ。
それでも大きなハエがやって来た。
スッポンタケの仲間なので、小さな白い卵の中から伸びてくる。
不思議なきのこだ。
キツネノロウソク0925-2_1.jpg



















2016年9月25日 東京都
スッポンタケ目スッポンタケ科 キツネノロウソク

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